研究課題
若手研究(B)
N-およびO-結合型糖鎖改変出芽酵母(YFY21株)の著しい増殖能の低下を回復させた株(YHY22株)の網羅的遺伝子発現解析の結果から、YFY22では解糖系で機能する遺伝子が過剰に発現していることがわかった。また、O-結合型糖鎖抑制株の増殖回復株では細胞膜センサータンパク質の分解が抑制されていた。また、細胞壁タンパク質および分泌糖タンパク質のO-結合型糖鎖量は増加していた。以上の結果から、糖代謝を上げてより効率的にエネルギーの生産を行うこと、O-結合型糖鎖量を増やすことによって生存に関わるタンパク質を分解から守ることなどが増殖能力を高めるために必用であることが分かった。
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