研究課題
若手研究(B)
植物は多様な生理活性物質を生産するが、その過程で最終産物や生合成中間体が組織間や細胞内の小器官間をダイナミックに移動している。本研究では、タバコ植物およびニコチン生産をモデルに、細胞内での物質輸送に関わると予想される輸送体T408の形質転換体を作成し、その輸送能ならびにニコチン生産量の検討を行った。培養細胞においてT408の発現を変化させたところ、ニコチン生産量の有意な増加が観察され、細胞内輸送を制御することにより代謝産物の生産量を変化させられる可能性が示された。
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Transporters Methods in Molecular Biology
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http://www.kobepharma-u.ac.jp/rsch/rsch_04b.html