研究課題
若手研究(B)
効率的な抗体作製を目的とし、筋壊死活性の高いPLA2アイソザイムであるBPIIを抗原として、その構造安定性に対するマウスでの抗体産生の関係を調べた。BrCN処理でN末端の1-8残基を削除したBPII(BrCN-BPII)を調製しマウスに投与後、その抗体価を調べたが、抗体価の上昇は見られなかった。一方で、BrCN-BPIIについてマウスの筋線維芽細胞であるC2C12に対する細胞死を調べたところ、細胞死を誘導しなかった。即ち、BPIIのN末端部分が細胞死誘導活性に重要な領域であることが示唆された。
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