2012 年度研究成果報告書

犬の血栓症におけるADAMTS13を用いた新規診断・治療法の確立に向けた基盤研究

研究課題

研究課題/領域番号	23780327
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	臨床獣医学
研究機関	日本大学
研究代表者	丸山治彦日本大学, 生物資源科学部, 助教 (60434106)
研究期間 (年度)	2011 – 2012
キーワード	ADAMTS13 / 犬 / 血栓症
研究概要	犬ADATS13は人VWF73を切断することが確認された。また、抗N10抗体は、ADAMTS13による人VWF73切断面のC末端を認識することが明らかとなった。よって、人VWF73と抗N10抗体から構成されている人ADAMTS13活性測定ELISAキットが、犬の血漿ADAMTS13活性測定に応用可能であることが明確となった。さらに、菌血症に罹患した犬の血漿ADAMTS13活性は、健常な犬のそれと比較して有意に低下していることが明らかとなった。