研究課題
若手研究(B)
胸腺におけるT細胞の発生過程では、自己を攻撃しかねない細胞には細胞死が誘導されたり、免疫抑制性に機能する制御性T細胞への分化が誘導されます。この仕組みにより自己免疫疾患の発症が防がれていますが、それを制御する分子機構は長い間不明でした。本研究ではNr4aという分子が自己攻撃性の細胞に細胞死や制御性T細胞への分化を誘導する役割を担い、自己免疫疾患の発症を防いでいることを明らかにしました。
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Nature Immunology
巻: 14巻 ページ: 230-237
doi:10.1038/ni.2520
Nature Communications
巻: 2巻 ページ: 269
DOI:10.1038/ncomms1272