研究課題
若手研究(B)
2型糖尿病患者を対象にスマートフォンを用いた糖尿病自己管理支援システムを開発しその医学的有効性を検証した。本システムは患者からサーバーに自動送信されたデータ(血糖値、体重、血圧、運動量)を自動的に判定しリスクに応じて層別化する。リスクが高く医師による確認が必要と判定されたデータは、医療従事者が個別に対応する。それ以外のデータはシステムが自動的に対応し、生活習慣を改善するための助言を行う。2型糖尿病患者54名を対象に無作為比較試験を実施し3ヶ月後のHbA1cを比較した。使用群では非使用群に比較してHbA1cが有意に改善した (p=0.015)。本システムの医学的有効性が示唆された。
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J Diabetes Sci Technol
ページ: 209-215
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/research/center22/collaboration/kenkoukuukan.html