研究課題
若手研究(B)
HCV感染は全世界人口の3%約170万人に蔓延しており、肝細胞癌発がん引き起こします。抗ウイルス薬の開発は精力的に勧められていますが、ウイルス排除後も発がんのリスクは高く、HCV感染による発がんの初期に何が起きているのかという理解は治療法の確立に重要な知見となります。本研究はHCV発がんで重要な役割を担うCoreタンパクが遺伝子の発現制御にどのような影響をもたらすかを検討しました。その結果、Coreタンパクの発現は遺伝子発現を調整しているヒストンタンパクの修飾を置き換える事によって発がんへ向かう事が予想される結果となりました。
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Glia
巻: 61(8)
PLoS One
巻: 8(12)