研究課題
若手研究(B)
本研究では、児童青年期のセロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)投与による自殺リスク増加の原因をセロトニン受容体の異常とSSRIによる衝動性亢進という観点から解明を試みた。幼若ラット衝動性測定課題の開発に成功し、セロトニン2C受容体拮抗薬とSSRIを同時投与した結果、衝動性は有意に上昇した。しかしセロトニン2C受容体欠損マウスではSSRI投与の効果が無かった。このように、遺伝子改変マウスとラットで一貫した結果が得られず、明確な結論は出なかった。
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Psychopharmacology
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