重症敗血症患者の治療前後における遺伝子プロファイリングを行った。対象はエンドトキシン吸着療法(PMX-DHP)などの重症敗血症治療を行い敗血症性ショックを離脱した患者と、ショック状態が遷延した患者を比較検討した。ショック状態の改善に関係なく上昇したmiRNAは10種類、下降したものは8種類であった。そのうち治療に反応して血圧上昇したものは7種類存在し、その7種類のmiRNAに対して明らかに血圧上昇した患者で変化のあったmiRNAのターゲット遺伝子を解析対象とした。 血圧上昇をしたと血液関連の遺伝子は94種類の存在を確認した。現在、mRNA、miRNAの両方でpatyhway解析中である。
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