ラットの小脳延髄槽に IB4-Saporin を投与し、非ペプチド性 C 線維を延髄後角尾側亜核(Vc)領域で選択的に削除し、ラット上唇へのホルマリン注射による疼痛関連行動および c-Fos 発現を調べた。IB4-Saporin 処置ラットにおけるホルマリン誘導疼痛関連行動はコントロールと比較して有意に増加した。IB4-Saporin 処置ラットの Vc における c-Fos陽性細胞数はコントロールに比べて有意に増加した。さらに、IB4-Saporin 処置ラットにおいてホルマリン誘導疼痛関連行動はアルテミンの上唇部への投与により有意に減少した
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