研究課題
若手研究(B)
脊椎動物の骨格のほとんどは内軟骨性骨化によって形成されるが、その分子制御機構の全容は未だ明らかではない。本研究では、Odz3が内軟骨性骨化を制御する因子であると推論し、その発現と機能の解析を軟骨細胞様細胞株ATDC5を用いて行った。その結果、軟骨細胞分化の亢進に伴い、Odz3発現は減少した。また、Odz3の発現をノックダウンしたところ、Sox9の発現が亢進した。これらの結果から、Odz3は軟骨細胞の分化を抑制的に制御する機能を有することが示唆される。
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American Journal of Orthodontics and Dentofacial Orthopedics
巻: (In press)
TohokuUniversity Dental Journal
巻: 31 ページ: 79-86