研究課題
若手研究(B)
第一に、咀嚼運動中のfMRI-筋電図同時測定を試みた。研究成果として、筋電図とfMRIデータ双方に生じるアーティファクトの除去を行い、脳機能測定中の咀嚼筋活動の定量化が可能となった。第二に、咬みしめの有無による握力発揮時の脳活動変化を検討した。研究成果は、咬みしめと握りしめ同時施行時では、咬みしめ単独や握りしめ単独施行時と比較し、脳賦活強度が有意に大きくなる脳部位が存在するという結果が得られ、咬みしめが握力発揮時の上肢筋促通に関与している可能性が示唆された。研究期間中、2件の国内学会(1件にて最優秀発表賞受賞)、1件の国際学会の発表を行った。また平成26年度、神経科学専門誌に論文が掲載された。
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