研究課題/領域番号 |
23792483
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
長谷川 梢 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (00404492)
|
連携研究者 |
野口 和行 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 教授 (90218298)
堂地 勉 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 教授 (60150413)
中村 利明 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 助教 (60381183)
|
研究協力者 |
波多江 正紀 医療法人聖成会, 柿木病院, 副院長
川俣 和弥 愛育病院, 副院長
立石 ふみ 医療法人社団忠重会 忠重歯科医院, 歯科医師
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
キーワード | 歯周病 / 早産・低体重児出産 / 歯周病原細菌 |
研究成果の概要 |
ハイリスク妊婦は正常出産妊婦と比べて歯周組織の状態が悪化しており、約29%のハイリスク妊婦の卵膜組織でFnが検出された。Fn LPSはIL-6及びCRHの産生を誘導し、その経路はTLR-2及びTLR-4を介していることが示された。これらのことから、子宮内組織に定着したFn の構成成分であるLPSが、TLR-2及びTLR-4を介して分娩の開始に関わるサイトカインやホルモンの発現上昇を促すことにより、妊娠維持機構に影響を及ぼし、出産に影響を及ぼしている可能性が示唆された。動物実験により、Pgの尾静脈の投与により、Pgが胎盤に定着し、TLR-2,4の遺伝子発現を上昇させることを明らかにした。
|
自由記述の分野 |
歯周病学
|