地域における継続的な運動器の健康づくりへの基盤とするため、宮崎県内の6つの総合型地域スポーツクラブに所属している地域住民を対象に、体力や健康状態、生活状況の調査を行い、ロコモの実態や体力、肥満との関連を明らかにし、運動器の健康に着目した新たな健康づくり対策について取り組んだ。 その結果、対象者の3割がロコモ疑いに該当しており、対象者の2割が肥満に該当していた。また、ロコモ疑い有の人が疑い無の人に比べてBMIが有意に高かった。このことから、運動器の健康づくりのためには、ロコチェックに加え、体重管理つまり肥満を予防していくことも重要であることが明らかとなった。
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