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2012 年度 実績報告書

教師の視点からみた学校選択制の成果と今後の課題

研究課題

研究課題/領域番号 23830069
研究機関日本女子大学

研究代表者

山下 絢  日本女子大学, 人間社会学部, 講師 (80614205)

研究期間 (年度) 2011-08-24 – 2013-03-31
キーワード学校選択制 / 教師
研究概要

本年度は,昨年度の先行研究のレビューおよび実証の準備を踏まて,構築したデータセットに基いた定量的アプローチによって,学校選択制下の教員の意識の実態を明らかにするとともに,学校選択制を継続する上での今後の課題を明らかにした。具体的な内容および意義は以下のとおりである。
<具体的内容>
(1) 学校選択制の導入後10年程度の時間が経過している状況において,どのくらいの教師が賛成/反対しているのかといった教師の学校選択制に対する態様の検証を行った。(2) 学校選択制下における教師の自効力感(Teacher's self-efficacy),信頼(Trust),同僚性・協働性(Staff collegiality/collaboration)の検証を行った。(3) 学校選択制の導入に伴って教師の多忙が指摘されていることを踏まえて,多忙の実態と多忙感についての検証を行った。なお,これらの検証結果は,国内および国際学会における口頭報告として,発表した。
<意義,重要性>
(1)これまでの研究は,児童生徒の視点からアプローチされた研究が中心的であったが,本研究では教師の視点からのアプローチをしたことによって,学校を「選ぶ側」ではなく,「選ばれる側」からの視点による研究蓄積に貢献した。(2)先行研究で議論されてきた個々の教員の意見が,教員全体としてみた場合にどのように位置づけられるのかを示した(客観化,相対化)。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] The Effects of School Choice on Teachers in a Japanese Metropolitan Area: Assessing the Evidence Using Multilevel Modeling

    • 著者名/発表者名
      Jun Yamashita and Ai Ohmori
    • 学会等名
      Comparative and International Education Society
    • 発表場所
      New Orleans,USA
  • [学会発表] 教師の視点からみた学校選択制の成果と課題

    • 著者名/発表者名
      山下絢
    • 学会等名
      日本教育行政学会
    • 発表場所
      早稲田大学

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公開日: 2014-07-24  

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