研究課題
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物体の定性的情報と定量的情報に基づく内的表象形成のプロセスについて研究を行った。定性的、定量的情報に対してそれぞれ高、低空間周波数成分が重要な役割を果たすこと、また、各情報処理に対する左右大脳半球機能差が、異なる空間周波数成分への処理優位性に由来する可能性が示唆された。さらに視覚情報の異なる空間周波数成分の抽出に視覚的注意が大きな役割を果たしている可能性が示された。これらの研究から、物体の内的表象がその形成段階から観察者の目的、要求に応じて柔軟に変化することが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件)
Neurorepor
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