研究課題
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測度の集中現象の観点から非負リッチ曲率を持つ閉リーマン多様体上のラプラシアンの固有値の性質を東北大学の塩谷隆氏と共同で研究した. 成果として, 非負リッチ曲率を持つ閉リーマン多様体のラプラシアンの第k固有値は第1固有値とkだけによる普遍定数の積で上から押えられることがわかった. その際にリッチ曲率の下限にあたる概念である曲率次元条件の集中位相に関する安定性の結果を得た. これは測度付きグロモフ・ハウスドルフ位相に関する曲率次元条件の安定性の拡張に当たる結果である
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Pacific J. Math
巻: 259 ページ: 101-108
DOI:10.2140/pjm.2012.259.101
Geom. Funct. Anal
DOI:10.1007/s00039-013-0215-x
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