新規分子CAMPが分裂期の染色体整列を維持させる分子機構の解明

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23870001
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 細胞生物学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 伊藤 剛 東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (60607563)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: 細胞・組織 / 生物・生体工学 / プロテオーム

研究概要

適切な染色体の分配にとって、染色体が分裂期中期に細胞中央部で整列することが必要である。これまでに申請者は染色体の整列の維持に働く新規分子を発見し、CAMPと命名した(EMBOJ,2011)。本研究はCAMPが染色体整列を維持させる分子機構の解明を目的とする。そこで、申請者は分裂期特異的にCAMPと結合する分子を同定し、これらの分子がCAMPの機能にどのように貢献するかを検討した。

研究成果

• [学会発表] 新規分子CAMPのキネトコア-微小管結合に関する機能 (2012)
  • 著者名/発表者名: 伊藤剛(発表者)
  • 学会等名: 第29回染色体ワークショップ
  • 発表場所: 宮城県仙台市ホテルニュー水戸屋
  • 年月日: 2012-01-25
• [学会発表] Function of CAMP(C13orf8, ZNF828) in kinetochore-microtubule attachment (2011)
  • 著者名/発表者名: 伊藤剛(発表者)
  • 学会等名: 第34回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: パシフィコ横浜
  • 年月日: 2011-12-16
• [学会発表] 染色体整列に働く新規分子CAMPの機能について日本生化学会・東北支部 (2011)
  • 著者名/発表者名: 伊藤剛(発表者)
  • 学会等名: 第77回例会・シンポジウム
  • 発表場所: 東北大学さくらホール
  • 年月日: 2011-07-23
• [備考]
  • URL: http://Web-admin@idac.tohoku.ac.jp