研究課題
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本研究は、口腔がんの発生原因となるARE-mRNAの核外輸送・安定化の機序を解明することを目的としている。AREに結合しARE-mRNAの輸送・安定化に関わるHuRと、HuRに結合するpp32およびpp32r1との相互作用を検討した。その結果、HuR-pp32r1の複合体は核外に輸送され、pp32r1がカスパーゼを抑制することによりHuRの分解が制御されていた。これらの結果により、pp32r1の持つ発がん活性が解明された。
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Oncogene
巻: 30 ページ: 2912-2920
doi:10.1038/onc.2011.14.