研究課題
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本研究結果として、TLR-2ノックアウトマウスにおいて、P.gingivalis感染後の大動脈瘤形成が抑制されることが示された。また、TLR-2ノックアウトマウスでは腹部大動脈におけるMMP-2およびMMP-9の産生が著しく減弱しており、これが大動脈瘤形成の抑制につながったと考えられた。以上のことからTLR-2による歯周病原細菌の認識が、全身の炎症を惹起することにより腹部大動脈におけるMMPの過剰発現を導き、最終的に腹部大動脈瘤に影響することが示唆された。
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J Periodontal Res
巻: 47(4) ページ: 463-469
DOI:10.1111/j.1600-0765.2011.01454.x
Circulation Journal
巻: (In press)