研究課題
基盤研究(A)
本研究は、地震分野を対象として、大規模モデルと大容量データを現実的な計算資源・時間の範囲で取り扱うことを可能とする情報統計数理基盤の体系化・実現を目指すものである。そのために、モデルを提案・構築するためのモデルサンプリング技術と、適切な解析データを自動選択するためのデータサンプリング技術を連携させることを目標としている。
地震モデルを網羅的に提案するモデルサンプリング技術はオリジナリティが高く、データサンプリング技術と組み合わせることで、大規模データに対するモデル化・解析技術が大きく発展することが期待できる。本研究は地震データを具体的な対象としているが、気象モデルなど様々な分野への応用・発展も考えられるため、学術的意義・重要性も高い。