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2023 年度 実施状況報告書

L2日本語ライティングの評価研究―オリジナリティの理論構築と評価者トレーニング―

研究課題

研究課題/領域番号 23K00643
研究機関筑波学院大学

研究代表者

安達 万里江  筑波学院大学, 経営情報学部, 助教 (10823867)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2028-03-31
キーワードL2日本語 / ライティング評価 / オリジナリティ / 独自性 / ルーブリック / 中堅研修 / 評価研究 / 作文評価
研究実績の概要

本研究の目的は、第二言語(以下、L2)日本語ライティング教育において、「オリジナリティのある文章の指導・評価を可能にするための評価者トレーニング」に必要な知識と技能について明らかにすることである。近年、L2日本語ライティングの評価は、機械による評価が可能になった。しかし、機械と人間の評価のいずれも「オリジナリティの評価は困難」という課題が今も残っている。本研究はその課題解決のため、①オリジナリティとは何か、②オリジナリティのある文章とは何か、③オリジナリティのある文章を教えられる/評価できるようになるためのトレーニングとはどのようなものかについて、理論研究と実践研究を進め、学術的な貢献を目指している。
そのため、令和5年度はL2日本語ライティングの評価研究の国内外の研究基盤(国語、英語、第二言語習得)の文献調査を継続中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

令和5年度は、所属機関の変更による環境の適応等に時間を要した。そのため、「遅れている」という判断とした。
本研究課題以外での「研究実績の概要」でも記した成果物2点は残せたものの、本研究課題に向き合うための時間調整は困難であった。特に、論文投稿という点において、計画的には進められず、前科研課題(若手)とつなげるための文献収集と周辺領域の研究動向把握に留まった。

今後の研究の推進方策

令和6年度は前科研課題(若手)の続きとなる文献調査を行い、理論研究を進めることである。特に、次の2点について注力したいと考えている。1点目は、理論面における成果報告である。論文というかたちで成果を残す。2点目は研修の改善である。今年度は短期研修をデザインし、実施を目指す。

次年度使用額が生じた理由

令和5年度の間接経費は所属機関のインターネット利用通信費に使用

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2024 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 筑波学院大学の日本語教育-過去・現在の考察と日本国際学園大学の日本語教育への提案-2024

    • 著者名/発表者名
      安達万里江・亀田千里
    • 雑誌名

      筑波学院大学紀要

      巻: 19 ページ: pp.45-53.

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [図書] とりあえず日本語能力試験対策 N2 読解2024

    • 著者名/発表者名
      上田暢美・内田嘉美・桑島卓男・糠野永未子・吉田歌織・若林佐恵里・安達万里江
    • 総ページ数
      100
    • 出版者
      ココ出版
    • ISBN
      978-4-86676-046-9
  • [備考] 日本語ライティングの評価に関する研究

    • URL

      https://kakuhyoka.com/

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公開日: 2024-12-25  

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