• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実施状況報告書

アフリカのリージョナル・ガバナンスの展望と国境についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K01291
研究機関明治大学

研究代表者

笹岡 雄一  明治大学, ガバナンス研究科, 専任教授 (40397104)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
キーワード中国 / 一帯一路 / 東アフリカ / 東南アジア / 援助と投資 / 債務問題
研究実績の概要

中国の一帯一路開発政策の現状を東アフリカ、東南アジアで把握している。中国の援助及び投資は、インフラ・プロジェクトの完成度で言えば問題はないが、事業自体の収益性が低い案件が多く、借款を供与された途上国政府は元利の返済に加えて事業の赤字も財政負担しないといけない状況にある。このような状況のなかで中国政府は一帯一路政策の見直しを行っており、その影響は対途上国政策の差別化として現れているようである。本研究はもともともっと広いスコープであったが、予算・時間上の制約を踏まえてこの部分の研究を主眼にしたいと考えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

途上国における中国の一帯一路の投資・援助は相当程度把握しつつあるが、中国政府・共産党の政策決定過程については明らかでないところが多く、これには何らかの対策を打たないといけないと思っている。

今後の研究の推進方策

同種の研究を進めながら、中国の内部の政策動向について共同研究を含めて何らかの対策を打たないといけないと思っている。

次年度使用額が生じた理由

稀少の残高である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会・シンポジウム開催 (1件)

  • [学会・シンポジウム開催] International Study Association アジアフォーラム2023

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi