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2023 年度 実施状況報告書

ぺルオキシソーム病モデルフィッシュを用いた神経変性疾患の重症度予測と治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K07307
研究機関岐阜大学

研究代表者

久保田 一生  岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (10526940)

研究分担者 下澤 伸行  岐阜大学, 高等研究院, 特任教授 (00240797)
高島 茂雄  岐阜大学, 糖鎖生命コア研究所, 准教授 (50537610)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワードDBP欠損症 / ゼブラフィッシュ / 極長鎖脂肪酸
研究実績の概要

本研究の目的は新生児期発症の重症型から年長以降の小脳失調や卵巣異常など幅広い病型を示すD-二頭酵素(DBP)欠損症の疾患モデル生物をゲノム編集により作成すること。それを用いて代謝異常に基づく発症機序をオミクス比較解析により明らかにし、重症度予測から治療法開発に繋げることである。
本年度の計画はDBP欠損症の疾患モデルを確立するためにゲノム編集技術により HSD17B4 遺伝子を改変し、重症型及び軽症型のモデルフィッシュを作成することと野生型と変異型のモデルフィッシュの表現型について、モデルフィッシュの挙動の観察や生存率等について評価することである。研究室内でのゼブラフィッシュの飼育システムの構築にあたり、ゼブラフィッシュの飼育ができず調整に難渋した。最終的に水質管理に問題があることが判明し、改善することでゼブラフィッシュの飼育は可能になった。
一方で、極長鎖脂肪酸を指標にした副腎白質ジストロフィーの新生児スクリーニングではDBP欠損症の診断に至る可能性があるが、本年度は新たなDBP欠損症の診断には至らなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究室内でのゼブラフィッシュの飼育システムの構築にあたり、ゼブラフィッシュの飼育ができず調整に難渋したため。

今後の研究の推進方策

ゼブラフィッシュの飼育環境は整ったので1年遅れではあるが2023年度の計画した重症型及び軽症型のモデルフィッシュの作成を進める予定である。

次年度使用額が生じた理由

元々3か年計画であること、当初の研究計画が予定通り進まなかったため次年度に使用する予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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