研究課題/領域番号 |
23K09822
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研究機関 | 湘南鎌倉医療大学 |
研究代表者 |
黒田 裕子 湘南鎌倉医療大学, 大学院 看護学研究科, 教授 (90234616)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | COVID-19パンデミック / 看護診断 / 看護介入 / 看護成果 / 実態調査 / 看護記録 |
研究実績の概要 |
本研究は、COVID-19パンデミック下の医療機関と教育機関における看護診断・成果・介入の実態を明らかにすること、さらに、COVID-19パンデミック前の調査結果と比較することを目的としている。2023年度に実施した調査では、4031医療機関に調査依頼し、585医療機関から調査票が回収された。また、991教育機関に調査依頼し、232教育機関から調査票が回収された。現段階では、調査票の数値データの統計入力と質的なデータ入力は終了している。2024年度は、これらの量的データの分析と質的データの分析を実施し、COVID-19パンデミック下の医療機関と教育機関における看護診断・成果・介入の実態を明らかにすることを目的として、研究協力者6名と共有し考察する予定である。またこの結果を、2018年2月に実施した同様の調査結果と比較検討し、COVID-19パンデミック下の医療機関と教育機関における看護診断・成果・介入の実態における問題状況を考察する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度の全国調査では、調査票の回収率は医療機関では15%、教育機関では、23%と低い結果となってしまったが、医療機関からは585件、教育機関からは232件から調査票が回収されているために、一定程度の分析は可能であるために、おおむね順調に進展しているとした。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、585医療機関及び232教育機関から得られた調査票の量的データの分析と質的データの分析を行い、COVID-19パンデミック下の医療機関と教育機関における看護診断・成果・介入の実態を明らかにすることを目的として、研究協力者6名と結果を共有し考察する予定である。またこの結果を、2018年2月に実施した同様の調査結果と比較検討し、COVID-19パンデミック下の医療機関と教育機関における看護診断・成果・介入の実態における問題状況を考察する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
当初予定していた調査費用が予想より下回ったために次年度使用額が生じてしまった。2024年度は、全国各地の研究機関に在籍している研究協力者6名とのデスカッションを複数回予定しているために、その交通費に使用する予定である。
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