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2023 年度 実施状況報告書

ヒューマノイドロボットを導入した子どものディストラクションプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K10141
研究機関武蔵野大学

研究代表者

古屋 千晶  武蔵野大学, 看護学部, 講師 (50621728)

研究分担者 高橋 眞理  学校法人文京学院 文京学院大学, 看護学研究科, 特任教授 (20216758)
植竹 貴子  順天堂大学, 医療看護学部, 助教 (20438617)
大田 康江  北里大学, 看護学部, 教授 (80650134)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
キーワードプレパレーション / ディストラクション / 子どもの痛み緩和 / ヒューマノロイドロボット
研究実績の概要

本研究の目的は、子どもが予防接種や採血などの医療処置を受ける際に、子ども・ヒューマノイドロボット・医療者三者におけるインタラクションの確立に向けたディストラクションプログラムを開発することである。ディストラクションとは、小児医療では痛みによる不安や緊張の非薬物学的緩和法と広く知られ、「気を紛らわす」ための援助の1つである。子どもが痛みを経験する医療処置において、痛みを乗り越えて頑張ったことを子ども自身が承認できる看護援助は情緒や認知の発達促進が期待される。
令和5年度は、ヒューマノイドロボットの代表であるロボットの介入によるディストラクションプログラムの検討を行い、ディストラクションの際の看護師の役割を明確にし介入する予定であった。しかし、着手に時間を要したがディストラクションプログラムを子どもに実践するための研究計画の見直しを行い、研究者が所属する大学の倫理審査において承認を受けることができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初の予定ではディストラクションプログラムの検討を行い、予防接種や採血などの医療処置を受ける際の介入を行う予定であった。介入研究であるための研究計画の見直しを行い、倫理審査の申請をするまでに時間を要したため、やや遅れていると判断した。

今後の研究の推進方策

倫理審査の承認を受けているため、対象施設および対象者のリクルートを行い、介入研究を遂行する。介入においては痛みを伴う処置(予防接種や採血)の際、ヒューマノロイドロボットによるディストラクションを行い子どもの反応を明らかにすること、また、ヒューマノロイドロボットの導入による効果を明確にする。

次年度使用額が生じた理由

購入予定していた物品について、昨今の物価高騰の影響を受け予定より値上がりしたため購入を検討したため。
今後研究を遂行するため、データ収集の際の交通費および対象者への謝礼など、計画的に経費を使用する予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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