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2015 年度 研究成果報告書

放射線癌治療効果を高める因子の基礎研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24249067
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 放射線科学
研究機関国立研究開発法人放射線医学総合研究所

研究代表者

岡安 隆一  国立研究開発法人放射線医学総合研究所, 放射線防護研究センター, 主任研究員 (50356135)

連携研究者 藤森 亮  放射線医学総合研究所, チームリーダー (50314183)
崔 星  放射線医学総合研究所, 主任研究員 (20342735)
矢島 浩彦  放射線医学総合研究所, 主任研究員 (30261895)
研究協力者 JEGGO Penny  
NICKOLOFF Jac  
Lee Younghyun  
正岡 綾  
砂田 成章  
平川 博一  
Li Huizi  
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードHsp90阻害剤 / 重粒子線 / 放射線増感 / TAS-116 / DNA二重鎖切断修復 / DNA-PK阻害剤 / 細胞周期 / 細胞老化
研究成果の概要

世界をリードする重粒子線治療をさらに有効にするため、重粒子線照射とヒートショック蛋白90阻害剤の併用に関する生物実験を行い、細胞と動物レベルでこの併用が癌治療に有効であること、その作用機序がDNA修復阻害にあることを示した。多くのヒートショック蛋白阻害剤のうちTAS-116と呼ばれる薬品が重粒子線、X線との併用で有用で、 副作用も少なく、臨床応用に提案できると判断した。
DNA修復阻害剤と放射線併用により癌細胞を老化に導き成長抑制させる研究では、低濃度の阻害剤で併用効果があり、その機序が細胞周期上での異常、またある種の癌細胞で、老化様の細胞の増加が示され、今後の新治療域発展への基礎を築いた。

自由記述の分野

放射線治療生物学

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公開日: 2017-05-10  

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