卒後１年目看護師の定着率向上を目的とした広域包括支援プログラムの開発研究

2015 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 24249097
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 基礎看護学
• 研究機関: 福岡県立大学
• 研究代表者: 松浦 賢長 福岡県立大学, 看護学部, 教授 (10252537)
• 研究分担者: 砂川 洋子 琉球大学, 医学部, 教授 (00196908) ; 宇座 美代子 琉球大学, 医学部, 教授 (00253956) ; 照屋 典子 琉球大学, 医学部, 助教 (10253957) ; 金城 芳秀 沖縄県立看護大学, 看護学部, 教授 (40291140) ; 渡久山 朝裕 沖縄県立看護大学, 看護学部, 准教授 (40237079) ; 謝花 小百合 沖縄県立看護大学, 看護学部, 講師 (30647003) ; 金城 祥教 名桜大学, 健康科学部, 教授 (00205056) ; 塚原 ひとみ 福岡大学, 医学部, 教授 (20555403) ; 中嶋 恵美子 福岡大学, 医学部, 教授 (30461536) ; 小田 正枝 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (80194562) ; 上田 智之 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 助教 (70586320) ; 正野 逸子 産業医科大学, 産業保健学部, 教授 (80280254) ; 岡田 なぎさ 産業医科大学, 産業保健学部, 講師 (20341521) ; 児玉 裕美 産業医科大学, 産業保健学部, 助教 (80584515) ; 二重作 清子 純真学園大学, 保健医療学部, 教授 (70321221) ; 一原 由美子 純真学園大学, 保健医療学部, 教授 (50321261) ; 日高 艶子 聖マリア学院大学, 看護学部, 教授 (50199006) ; 石本 祥子 聖マリア学院大学, 看護学部, 講師 (30538583) ; 小浜 さつき 聖マリア学院大学, 看護学部, 講師 (20580731) ; 岡村 純 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (60316213) ; 小川 里美 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 准教授 (80442010) ; 小手川 良江 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 助教 (90341544) ; 前田 三枝子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (30290117) ; 山﨑 不二子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (20326482) ; 松岡 綠 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (00108763) ; 田出 美紀 福岡女学院看護大学, 看護学部, 助教 (80526997) ; 門司 真由美 福岡女学院看護大学, 看護学部, 助教 (80527002) ; 安酸 史子 防衛医科大学校, 内科学, 教授 (10254559) ; 北川 明 防衛医科大学校, 精神科学, 准教授 (20382377) ; 生野 繁子 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 教授 (40249694) ; 飯野 英親 西南女学院大学, 保健福祉学部, 教授 (20284276) ; 鶴田 早苗 活水女子大学, 看護学部, 教授 (30188643) ; 川本 利恵子 九州大学, 医学研究科, 教授 (40144969) ; 松本 幸子 長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授 (70199868) ; 増滿 誠 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (10381188) ; 原田 直樹 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (80598376) ; 佐藤 香代 福岡県立大学, 看護学部, 教授 (80170736) ; 宮城 由美子 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (20353170) ; 田中 美樹 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (60405561) ; 三並 めぐる 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (20612948) ; 阿部 眞理子 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (30734165) ; 清水 夏子 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (80468305) ; 楢橋 明子 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (50438264)
• 連携研究者: 石田 智恵美 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (50352349) ; 山住 康恵 防衛医科大学校, 看護学科, 講師 (30553052) ; 木村 涼平 純真学園大学, 看護学科, 助教 (00742264)
• 研究期間 (年度): 2012-10-31 – 2016-03-31
• キーワード: 新卒看護師 / 定着率向上 / 臨床教育力向上 / 看護技術力向上 / 大学教員メンター制

研究成果の概要

卒後一年目の定着率向上のために臨床教育力向上、看護技術支援、大学教員メンター制の3つのプログラムを構築し効果検証を行った。臨床教育力向上は、本研究で作成したコーチングスキル尺度にて調査し得点の向上が見られた。看護技術支援は、病院施設外での実施により技術習得のみならず課題解決力や意識の向上に効果があった。大学教員メンター制は、相談できる場があることの安心、2年目以降こそが必要などの評価を受けた。
離職願望の時期的変化がないこと、辞めたいと一度も思わなかった看護師の存在、強く辞めたいと思うものが約1割低下していることなどはプログラム導入の効果と評価でき、広域包括支援プログラムの有効性が示唆された。

自由記述の分野

母子保健