研究課題
基盤研究(B)
手術により心筋梗塞を作成したラットに1ヶ月間の回復、リモデリング期間を与え心不全ラットを作成した。心不全ラットは非運動群、運動群、カンデサルタン投与群に分け、その後8週間の飼育を行った。非運動群は通常飼育を継続し、運動群は小動物用トレッドミルによる運動療法を行った。運動強度は呼気ガス分析試験の結果に基づき、有酸素運動を行った。体重あたりの肺重量は運動群で低下し、体重あたりの心重量はカンデサルタン群にて低下した。心エコー検査ではカンデサルタン群の左室駆出率が改善傾向を示したが、運動群では見られなかった。現在血管作動物質やペリオスチンの変化について検討中である。
リハビリテーション