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2014 年度 研究成果報告書

都市部空中花粉アレルゲンの放出機構解明とその変性に伴う生体増悪評価

研究課題

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研究課題/領域番号 24310005
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 環境動態解析
研究機関埼玉大学

研究代表者

王 青躍  埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (30344956)

連携研究者 鈴木 美穂  埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (60222064)
中島 大介  独立行政法人国立環境研究所, 環境リスク研究センター, 研究員 (10281411)
三輪 誠  埼玉県環境科学国際センター, 研究員 (30375589)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード花粉 / アレルゲン物質 / 環境汚染 / 微小粒子
研究成果の概要

花粉・アレルゲン飛散について、汚染化学種の花粉表面への吸着、アレンゲン性の増悪、花粉粒の損傷、アレルゲンの微小粒径への移行について検討した。特に、大気中の降水サンプリングの結果から、スギ花粉は降水中に多くが捕捉されること、スギ花粉は降水中で破裂に伴うアレルゲンの放出や細胞壁に局在するアレルゲンの微小粒子化に関する知見が得られた。黄砂飛来時降水との接触によってスギ花粉からアレルゲンが溶出し、降水後の晴天時において、微小領域に存在するスギ花粉アレルゲン含有粒子へ寄与している可能性が示唆された。さらに、花粉アレルゲンのニトロ化、HeLa細胞のアポトーシスの誘導から、人体への健康影響が懸念されている。

自由記述の分野

環境動態解析

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公開日: 2016-06-03  

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