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2014 年度 研究成果報告書

移民とその故郷:非同化適応戦略とトランスナショナリズム表象

研究課題

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研究課題/領域番号 24310178
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 地域研究
研究機関東京大学

研究代表者

高橋 均  東京大学, 総合文化研究科, 教授 (50154844)

研究分担者 鈴木 茂  東京外国語大学, 総合国際学研究院, 教授 (10162950)
連携研究者 増田 一夫  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70209435)
遠藤 泰生  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50194048)
石田 勇治  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30212898)
西崎 文子  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60237691)
森山 工  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70264926)
外村 大  東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40277801)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード移民 / トランスナショナリズム / 統合 / ソーシャル・フィールド / 排外主義 / グローバル化 / IT技術
研究成果の概要

移民がホスト国に定着後も、故郷の家族や地域社会とのトランスナショナルな絆を断たずに維持する傾向は、1990年代後半に生じた国際音声通話の極端な低廉化により新しい局面に入った。移民の家族や近隣はトランスナショナルなソーシャル・フィールドとして、送出国と受入国のますます広い範囲の地域社会の非エリート同士を日常的に結びつけるようになり、移民が故郷の家族や地域社会に及ぼす影響は経済・行政面にとどまらず、個人の内面の世界観にまで影響を及ぼすようになった。一方でこのような故郷との絆を断たない移民の存在は、ホスト社会に新たな脅威感を生み、新種の排外主義に結びつく可能性もある。

自由記述の分野

ラテンアメリカ史・ラテンアメリカ地域文化研究

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公開日: 2016-06-03  

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