Webシステムの耐障害・省電力運用を実現する手段として、Webサービスを提供する仮想マシンをなるべく少ないサーバで稼働させて省電力化を図り、障害が生じた仮想マシンを調査することで障害からの早期復旧を図ることが重要である。このようなWebシステムの運用を実現するため、以下の研究を実施した。 (1) サーバのリソース使用量にもとづいて、障害の検知モデルを構築し、リアルタイムで障害を検知する方法を開発した。 (2) 仮想マシンが使用するサーバリソースにもとづいて、消費電力量を最小化するように、サーバ上の仮想マシンの配置を決定する方法を開発した。
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