研究課題
基盤研究(B)
低炭素社会の構築、エネルギー問題の解決に向け、再生可能な資源であるバイオマスの有効利用法の開発が急務である。我々は、これまで出芽酵母をメインとした細胞表層提示技術を世界に先駆けて開発してきた。本研究では、細胞表層提示技術を網羅的に解析し基盤技術として確立することを目指した。結果として、数々の有用微生物に対して細胞表層提示の基盤となるアンカータンパク質を見出し、またバイオマス資化能を付与することに成功した。さらに、それらの菌体を用いてバイオマスから有用物質を生産させることにも成功した。
生物化学工学