研究課題
基盤研究(B)
本研究では、まず、活性化したCD4+T細胞からp19とEBI3分子の分泌が見られ、両者を培養細胞へ強制発現させると、両者が会合することを見出した。そこで、この2つの会合分子EBI3/p19の発現ベクターをマウスに投与するとIL-17産生が増強され、さらに、このトランスジェニックマウスはIL-22産生の増強により自己免疫性肝炎に対して抵抗性を示すことを見出した。以上より、EBI3/p19が新しい機能的な会合分子である可能性が示唆された。
免疫学