研究課題
基盤研究(B)
採択から今日に至るまで細胞ストレスの生体イメージング技術開発やIRE1を始めとする小胞体ストレス応答分子の機能解析に重点を置いて研究を進めてきた。前者の研究から私たちは酸化ストレスを生体レベルで解析できるトランスジェニックマウスを作出し、酸化ストレスと脳虚血およびマラリア感染との関連性を明らかにした。後者の研究から私たちはIRE1およびXBP1が樹状細胞機能、B細胞分化、脂質代謝、アセトアミノフェン代謝、胎盤血管新生、腸腫瘍増殖抑制、腸管杯細胞機能、および腸管パネート細胞機能に関与することを見出した。
分子細胞生物学