研究課題/領域番号 |
24390102
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
奈良 武司 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (40276473)
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研究分担者 |
橋本 宗明 順天堂大学, 医学部, 准教授 (30407308)
坪内 暁子 順天堂大学, 医学部, 助教 (10398662)
モラレス ホルヘ 順天堂大学, 医学部, 助教 (20596126)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | シャーガス病 / Trypanosoma cruzi / 臓器特異性 / 自然宿主 / 休眠 |
研究成果の概要 |
本研究は研究開始当初の予定を変更し、シャーガス病の多様な病態の根幹となる「慢性化」の原因として病原原虫Trypanosoma cruziの“休眠”を仮定し、その分子基盤を目指した。T. cruziの休眠現象については、Iraluらが尿素分解酵素ウレアーゼによってシスト様の形態が誘導されたと報告しているのみである(Nature 204:486, 1964)。本研究によって、ウレアーゼに混入していたレクチンの一種コンカナバリンA(ConA)がシスト形成を誘導する本体であること、ConAによって原虫内部に空胞が生じ、細胞実質でオルガネラの分裂と娘細胞の形成が進むことを発見した。
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自由記述の分野 |
寄生虫学
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