我々はBlimp1がアダルトにおける破骨細胞分化と骨量制御に必須の機能を有すること、アダルトにおけるBlimp1の抑制により強力な破骨細胞形成の抑制と骨量増加を認めることを見出した。我々はさらにOC-STAMPが破骨細胞の細胞融合に必須であり、OC-STAMP欠損マウスの樹立により破骨細胞の細胞融合が完全に阻害されることを見出した。また、骨芽細胞においてはBcl6がStat1の発現抑制を介して分化を制御していること、Bcl6欠損マウスに見られる骨芽細胞形成不全は、Bcl6/Stat1二重欠損マウスにおいて回復することを見出した。
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