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2015 年度 研究成果報告書

スレイマニヤ博物館収蔵の楔形文書の産地同定とティグリス河流域の地質学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24401016
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分海外学術
研究分野 地域研究
研究機関大阪学院大学

研究代表者

渡辺 千香子  大阪学院大学, 国際学部, 准教授 (40290233)

研究分担者 小口 和美  国士舘大学, イラク古代文化研究所, 教授 (90194521)
内田 悦生  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (40185020)
片山 葉子  東京農業大学, 農学研究科, 教授 (90165415)
連携研究者 安間 了  筑波大学, 生命環境系, 講師 (70311595)
辻 彰洋  国立科学博物館, 植物研究部, 研究主幹 (40356267)
山田 重郎  筑波大学, 人文社会科学研究科(系), 教授 (30323223)
中野 孝教  総合地球環境学研究所, 研究高度化支援センター, 教授 (20155782)
横尾 頼子  同志社大学, 理工学部, 助教 (00334045)
小泉 龍人  国士舘大学, イラク古代文化研究所, 研究員 (80257237)
申 基澈  総合地球環境学研究所, 研究高度化支援センター, 助教 (50569283)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード粘土板 / 胎土分析 / 産地同定 / 地質学調査 / 生物指標 / 国際研究者交流 / イラク / イギリス
研究成果の概要

イラク戦争後の混乱の中、イラク南部の遺跡から数多くの粘土板文書が盗掘され、国外に流失した。スレイマニヤ博物館は、このような粘土板を押収・救済して同館に収蔵した。本研究は、盗掘により出土地等の考古データを失った粘土板胎土に対して化学・物理・生物学的な分析を行ない、粘土板の産地同定に貢献した。粘土板胎土と比較するため、イラクの古河川跡を掘削して堆積土サンプルを採取し、その分析を行なった。また、粘土板に使われた胎土の供給源を解明するため、胎土に含まれる微化石を分析したところ、従来考えられてきた河川の新生堆積物のほかに、クレイ・ピットから採掘された粘土が使われていた可能性が初めて明らかになった。

自由記述の分野

アッシリア学・文明環境史

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公開日: 2017-05-10  

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