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2014 年度 研究成果報告書

社会構造の地理変異から究明するアリ類におけるカスト特殊化の進化と意義

研究課題

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研究課題/領域番号 24405010
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分海外学術
研究分野 生態・環境
研究機関香川大学

研究代表者

伊藤 文紀  香川大学, 農学部, 教授 (50260683)

研究分担者 三浦 徹  北海道大学, 地球環境科学研究科(研究院), 准教授 (00332594)
江口 克之  首都大学東京, 大学院理工学研究科, 准教授 (30523419)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードアリ / 社会構造 / 地理変異
研究成果の概要

東南アジア産マガリアリ属15種の社会構造を、フタイロマガリアリ種群(メナドとフタイロ)を中心に調査した。13種は脱翅女王だけが受精産卵し、働きアリの受精嚢は欠如するか、著しく縮小していた。メナドでは、働きアリと脱翅女王が受精産卵し、女王繁殖コロニーは単女王、働きアリ繁殖コロニーは多女王であった。フタイロでは、働きアリ、脱翅女王、大型無翅女王のいずれか1個体が受精産卵する単女王制であった。個体群によってその頻度が異なり、大型無翅女王は東ジャワでのみみられ、受精働きアリが繁殖するコロニーもあった。他の調査地では、脱翅女王か受精働きアリが繁殖していた。有翅女王の体サイズに地理変異があった。

自由記述の分野

昆虫生態学

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公開日: 2016-06-03  

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