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2014 年度 研究成果報告書

「注意」における視床線条体入力の生理的役割

研究課題

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研究課題/領域番号 24500468
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 神経・筋肉生理学
研究機関地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所)

研究代表者

三浦 正巳  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (40291091)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード大脳基底核 / アセチルコリン / コリン作動性ニューロン / コンパートメント / 行動選択
研究成果の概要

感覚情報を伝える視床から行動選択を担う線条体への入力は、目立った刺激に注意を向けて進行中の行動を修正すると考えられている。線条体のコリン作動性介在ニューロンは、視床線条体入力を受けて興奮し、アセチルコリンを放出する。線条体はストリオソームとマトリックスの機能領域に分かれる。ストリオソームではμオピオイド受容体刺激がGABA伝達を抑制し、アセチルコリンはその抑制作用に拮抗した。このアセチルコリンによる拮抗作用はM1ムスカリニック受容体とPKCを介していた。こうしたコリン作動性介在ニューロンによる作用は、注意のシフトによって行動を修飾するメカニズムの一つであろう。

自由記述の分野

神経生理

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公開日: 2016-06-03  

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