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2014 年度 研究成果報告書

健康長寿に向けた分子状水素の酸化ストレス防御機構解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24500882
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 応用健康科学
研究機関地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所)

研究代表者

大澤 郁朗  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (30343586)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード水素分子 / 酸化ストレス / ミトコンドリア / 培養細胞 / 抗がん剤副作用 / マウスモデル
研究成果の概要

疾患の新規治療法として水素分子(H2)投与の可能性が数多く示されてきた。しかし、反応性の高い活性酸素種のみを無毒化するというH2の選択的還元作用のみで多様な疾患抑制効果を説明することは困難である。本研究では、H2存在下で培養した神経芽細胞SH-SY5Yが酸化ストレスにたいして抵抗性を獲得することを明らかにした。H2がミトコンドリアを活性化すると共に軽度の酸化ストレスが細胞に負荷され、Nrf2の活性化により抗酸化酵素類の発現が増加した。このような適応応答あるいはミトホルミシス効果が,水素水などを投与した場合の多様な疾患抑制効果に結びついているものと考えられる。

自由記述の分野

分子老化学・細胞生物学

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公開日: 2016-06-03  

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