研究課題/領域番号 |
24500948
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
|
研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
山本 登志子(鈴木登志子) 岡山県立大学, 保健福祉学部, 准教授 (60301313)
|
連携研究者 |
井上 裕康 奈良女子大学, 生活環境学部, 教授 (40183743)
山本 圭 財団法人東京都医学総合研究所, 主席研究員 (30304504)
川上 祐生 岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (30453202)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 脂質メディエーター / PGE2 / COX-2 / mPGES-1 / 炎症 / 癌 / 自然薯 / 食品機能性 |
研究成果の概要 |
本研究では,我が国原産の自然薯の新規食品機能性を探索する目的で,特にPGE2合成系をターゲットして検討を行った。PGE2は,慢性疾患の素因となる炎症や,癌などの様々な病態に関与する脂質メディエーターである。炎症や癌のモデル細胞用いて,自然薯抽出物による効果を検討したところ,PGE2合成に関わるCOX-2とmPGES-1の発現抑制と,癌細胞のアポトーシス誘導や炎症性サイトカインの抑制が認められた。また,炎症をともなう皮膚癌モデルマウスにおいても,自然薯投与によってPGE2合成系抑制と抗炎症・抗腫瘍効果が認められた。
|
自由記述の分野 |
脂質生化学
|