研究成果の概要 |
本研究は2012年、熊本県内10中学校を対象に生活習慣と健康に関する現状調査を実施し, 本分析結果に基づき,「中学生のための学校・家庭連携型食育プログラム「Program for Adolescents in Kumamoto: PADOK」を構築した。次に2013年、同意を得た同県内中学18校(1509名,12~14歳)を対象に学校を単位とするクラスター無作為化比較試験に基づき介入6カ月間のPADOK効果の評価を行った.その結果, PADOK群は対照群に比較し、主要評価指標の愁訴数は有意に減少しPADOKの有効性が示された.解析はSASを用い線形混合効果モデルにより有意水準は両側5%とした.
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