本研究では、Google Apps、C-Learning、Dropbox、FacebookならびにEvernoteなどのクラウドサービスをベースにして、PC、スマートフォンならびにタブレットによる統合的な学習支援環境の可能性について検討し、47項目による評価規準を提案した。その結果、クラウドサービスには協調学習支援システムとしてのポテンシャルが十分あることを示した。ならびに、協調学習支援システムの条件として異なるハードウェア(PC、スマートフォンならびにタブレット)間と異なるユーザー間におけるシームレスなファイル共有ならびに同期が不可欠であることを示した。
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