研究課題
基盤研究(C)
地下埋蔵物を検知する新しい装置を開発するための手法を確立し、実用化に向けた問題点を明らかにすることを目的として研究を行った。取扱が容易で地下の様子を高い分解能で得られる探査装置を目指し、人工的な磁場と電流を送信部から発生させ、これらの信号を観測点で測定する方法を用いた。この手法は簡便な測定を行うには有利であり、送信と受信のタイミングを合わせることで精度の良いデータを得ることが可能であることを示した。また、信号の減衰程度から地下構造を精度良く検出することが可能であることを明らかにした。
遺跡探査