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2014 年度 研究成果報告書

共和主義におけるピールのミュージアムの教育的役割と視覚による教育の成立

研究課題

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研究課題/領域番号 24501276
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 博物館学
研究機関独立行政法人国立美術館国立西洋美術館

研究代表者

横山 佐紀  独立行政法人国立美術館国立西洋美術館, 学芸課, 主任研究員 (70435741)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードチャールズ・ウィルソン・ピール / トマス・ジェファソン / 博物学 / 展示 / アメリカ退化説 / 理神論 / 視覚 / 共和主義
研究成果の概要

1786年、チャールズ・ウィルソン・ピールによってフィラデルフィアに開設されたアメリカ初の公共ミュージアムは、それまでの「驚異の部屋」とは異なり、リンネの分類法を取り入れ、世界の秩序を整理や分類の概念を通じて指し示す啓蒙主義的な展示を行っていた。これはヨーロッパを席捲していたアメリカ退化説に対する反論であり、アメリカの豊かさや広がりを動物のはく製や鉱物、ポートレートを通じて視覚化し、アメリカ市民に伝える役割を果たしていた。この背景には、トマス・ジェファソンとの親交を指摘することができる。両者は、共和主義的教育観を共有していたが、ジェファソンの理神論もまたこの展示に影響を与えている。

自由記述の分野

博物館学

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公開日: 2016-06-03  

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