研究課題
基盤研究(C)
活性酸素は正常な細胞代謝を通じて生きている細胞の中で常に作り出されている。また、外部要因としての放射線や各種化学物質によっても作り出される。放射線や活性酸素はDNAに強い酸化反応をひき起こし、鎖切断や多様な塩基酸化体を生じさせ、それらは細胞機能異常、細胞死、突然変異や発がん、老化を起こす原因になる。生物は酸化ストレスへの防御システムを備えている。本研究では、DNA修復酵素の同定、その老化制御、胚・個体の発生、増殖・成長における役割や放射線応答の機構について明らかにした。
放射線生物学
