研究課題
最終年度は主に共感と共同行為の関係性を主題として研究を行った。その成果は2015年3月8日に、立正大学品川キャンパスにおいて開催された年度末研究報告会という形で公表した。その報告会では、ケア行為のもつ共同性と共感の関係や、フェミニスト倫理学を手掛かりとした共感や信頼、傷つきやすさの関係などが検討された。そこから浮かび上がってきたのは、従来の行為論とは異なり、受動的で傷つきやすさを備えた、より人間の実相に近い行為者性概念を構築することの重要性であった。
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