研究課題
基盤研究(C)
第一に、社会的問題を解決していくうえで、専門家と一般人(非専門家)の間の双方向的なコミュニケーションが必要であるということを明確にした。第二に、工学の設計に見られる問題の解決方法が、倫理問題を解決する方法としても役に立つことを明らかにして、その方法を「設計的思考」と命名し、その特徴を明確にした。第三に、自然に内在的価値があるかどうかという問題とメタ倫理学における価値論争の関わりに着目し、価値論争の解決が、自然の内在的価値の問題の解決につながるかどうかについて検討した。
哲学、倫理学