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2016 年度 研究成果報告書

公共政策決定過程における「やらせ」の発生要因の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24530161
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 政治学
研究機関立命館大学

研究代表者

宮脇 昇  立命館大学, 政策科学部, 教授 (50289336)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2017-03-31
キーワードやらせ / 政治過程 / 民主主義 / 民主化 / 公共政策 / 透明性 / 虚偽
研究成果の概要

「やらせ」の政治的演出は情報の不完備性に依拠している。「やらせ」を命じる政治的演出者と「やらせ」を見る観客の双方に共通知識があたかも(as if)存在するかのごとく演出されるが、現実には観客の有する情報は限定的・選択的でしかない。被操作者は必ずしも完全な知識を有さない。情報の不完備性・非対称性が政治的演出としての「やらせ」を可能にし、公共政策の政策過程の循環を演出者の意図にそって進行させる。また非民主主義国では「やらせ」を内在化した情報操作が権力維持のために恒常化している。しかし世界的な民主化の波、インターネットの普及、情報公開制度の拡大により、成功的演出の条件が困難になった。

自由記述の分野

政治学、経済学、倫理学、法学

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公開日: 2018-03-22  

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